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浦和レッズレディースニュース|女子W杯、日本のGS対戦相手はスペイン、コスタリカ、ザンビア|レッズプレス!!

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女子W杯、日本のGS対戦相手はスペイン、コスタリカ、ザンビア

(石田達也)


初戦はザンビア、2戦目はコスタリカ、3戦目は不思議な縁をもつスペインと


きょう22日(土)、FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023の組み合わせ抽選会が行われ、グループCに振り分けられた日本女子代表は、7月22日(土)にザンビア女子代表、7月26日(水)にコスタリカ女子代表、7月31日(月)にスペイン女子代表と対戦することが決まった。

対戦国の分析やベースキャンプ地の選定、都市間の移動、気候などを含めた環境面での準備などがここから始まっていく。

抽選会終了後、オンライン会見に応じた池田太監督は「来年の7月に向けて、これから準備していく。身が引き締まる思い。スペインやコスタリカは男子のW杯でも対戦する不思議な縁も感じて、そういう面でも気持ちが高まっている。ザンビアは初出場で準備を進めてくる相手となる。大会初戦に向けて、しっかり準備をし、これからチーム作りを積み上げ大会に向かっていきたい」と率直な感想を口にした。

グループ一番の難敵と考えられるスペイン女子代表戦が3戦目の相手だ。

「3戦目でスペインと対戦する意味では、相手の戦い方も見ることができる」と池田監督。

日本女子代表は11月にスペインへの海外遠征を計画している。11日(金)にはイングランド女子代表と、15日(火)にはスペイン女子代表と国際親善試合を行う予定であり、スペイン女子代表とは本番前の前哨戦となる。「ドロー前に計画していた。同じ組になってもしっかり戦いたいと思っていた。一度対戦することで色々なことが見えるので楽しみにしている」と池田監督。

また、池田監督自身、スペインとは不思議な縁もある、今年8月に行われたU-20W女子杯では決勝戦で顔を合わせている。

池田監督は「(スペインは)成長著しく成果を上げている国。自分たちの戦える要素や方向性を見つけていきたい。アンダーカテゴリーから含めてよく対戦する国」と笑みを浮かべた。

また、欧州勢が同グループに2チーム入る可能性もあったが、異なる大陸の相手と戦うことになった。タイプやキャラクター、スタイルの異なる相手と対戦。この経験はチームに何を還元するのだろうか。

池田監督は言う。「シニアの大会なので結果も求められる。色々なタイプの国と戦うことで対応力は成長できるところ。大会を通して成長していきながら勝ち上がる意味では色々な大陸の国と戦うことが成長につながる」。

現在、日本女子代表は世界ランキング11位。2019年のW杯、2021年の東京五輪ではメダルに手が届かず、A代表は世界を相手に苦戦を強いられ、結果を残せていないが、大舞台での勝ち方を知る指揮官がチームを引き上げ世界一を目指す構えだ。

また、アンダーカテゴリーから若手選手を選出するプランについて訊かれると「チームにどれくらいフィットするかを総合的に考えたい。WEリーグや海外に所属する選手を含め、色々な角度から選考したいと考えている。積み上げてきたこともあるので、調子の上がっている選手との構成をスタッフと考えていきたい」と話した。

このW杯メンバーに、三菱重工浦和レッズレディースから何人の選手が選ばれるか。ここからのアピールにかかっている。

写真:©JFA

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