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浦和レッズレディースニュース|DF石川璃音、ジャパンコールを味方に付けて|レッズプレス!!

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DF石川璃音、ジャパンコールを味方に付けて

(石田達也)

中米コスタリカで開催されているFIFA U-2O女子ワールドカップ。大会連覇を目指すU-20日本女子代表は準々決勝でU-20フランス女子代表と22日(日本時間)に対戦し、PK戦の末にベスト4入りを決めた。

きょう25日(金)、三菱重工浦和レッズレディースのDF石川璃音がオンライン会見に応じた。

石川は「負けたら終わりの試合で何も持たずには帰れないと思っていた。みんなで戦って勝って良かった。みんな気合いが入っている。このまま決勝戦に進みたい」と意気込みを語った。

劇的な勝利となったフランス女子代表戦後の様子について「正直、終わった時に泣いてしまう選手が多かった。優勝したんじゃないかというぐらい喜んだし、私もちょっと(涙が)出てしまった」と照れ笑いを浮かべた。

ASローマでプレーする元浦和チームメートのDF南萌華から「(直近の欧州女子チャンピオンズリーグと)PKで同じ形で勝ったね」と連絡があったという。

海外勢を相手に負けない逞しさを見せたが、海外勢のパワーや個の力で打開する力も見せつけられた。

石川は「一人でもっていける選手が前にいる。体を入れて取れたシーンや体を寄せてシュートを外させたシーンもあった。ここに来る前にMF猶本光選手と1対1をしていたので成果が出たと思う。ただディフェンスが抜かれたら決められてしまう。今、やらなければいけないことを明確にできた」と話した。

日本では絶対に味わえない1対1の強さなど、海外選手と対戦することで得た経験はとてつもなく大きい。

あす11時(日本時間)キックオフの準決勝の相手・ブラジル女子代表戦は個の力もあり、組織力もある。

石川は「ボランチに技術ある選手、サイドに足元が上手い選手がいる。簡単に攻撃ができないと思うが、ボールを回して集結させて動かすなど試合中に修正していきたい」と口にした。

また、現地コスタリカでは、ヤングなでしこのひた向きなサッカーを現地ファンも評価しているようだ。

「日本の国旗をもってくれている人が多い。試合前の挨拶でもワーと応援してくれたり、試合中も日本を応援し“ジャパン”コールをしてくれる。すごいですね、うれしいです。こんな経験はない(笑)。決勝に進めばもっと多くの人にもと見てもらえる。応援を味方に付けて決勝にいきたい」

大会連覇まで、あと2勝。

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