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浦和レッズレディースニュース|池田太監督「勢いやチームとしての一体感は日本のストロング」|レッズプレス!!

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池田太監督「勢いやチームとしての一体感は日本のストロング」

(石田達也)

U−20日本女子代表は、FIFA U-20女子ワールドカップコスタリカ2022準々決勝で強豪U-20フランス女子代表に勝利。2-3で迎えた延長後半アディショナルタイムにPKを決めて追いつき、PK戦に。相手が1本目を決められないでいると、日本はキッカー5人全員が決めて劇的な勝利を収めた。

延長戦でPKを獲得した時には「VARになった時、もしかしたらPKがあるかと、心境は祈る気持ちというか、しびれていた」と池田監督は胸中を明かした。

そして「勝った喜びだけでなく泣き出す選手も多かった。劇的なPKで追いついてPK戦を制した。敗れたら去る緊張感の中での試合で心を動かされた。選手は成長、一体感、すごいことを味わったが、ここからリカバリー、リフレッシュをして次戦に向けて気持ち、体を整え準備している」と語った。

「最後まで相手のゴールを目指すあきらめない戦いができた。90分で決めなければいけないが、PK戦を冷静に決めた精神力、技術の高さ、選手たちの成長を嬉しく思う」と指揮官は手放しで評価した。

一方、課題についても言及する。「相手のドリブルを止めること、それにボールを相手に渡してしまう場面もあったので保持してつなげたい」(池田監督)。

これで、あと2試合世界の舞台で戦える貴重な経験を手に入れた。

ベスト4の顔ぶれは、スペイン女子代表、オランダ女子代表、ブラジル女子代表、そして日本女子代表。あす26日(木)11時キックオフ(日本時間)の対戦相手は、ここまで無失点で勝ち上がってきた強豪ブラジル女子代表だ。

池田監督はブラジル女子代表の印象について「我々は中3日でコンディションを整えることが第一となる。相手はバランスが取れていて、個でも特長ある選手がいる素晴らしいチーム。ポジションのズレやかみ合わせを見つけ、ゴールに向かう姿勢やアグレッシブさを見せられたらと思っている」と話した。

前回、優勝したチームとの比較は難しいが、当時は新型コロナウイルスによるパンデミックな状況ではなく、対外試合など国際経験を積むことができていた。このチームは国際経験こそ少ないが「短期間で急速に成長するスピードが違う。吸収するスピード、消化できるスピードは、私も感心している。そして勢いやチームとしての一体感は日本のストロングで、前回チームと共通しているところ。チームジャパンとして戦っていきたい」と指揮官は熱く語った。


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