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浦和レッズレディースニュース|池田太監督「勝ちながら経験値を上げられた」 ここからノックアウトステージへ突入|レッズプレス!!

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池田太監督「勝ちながら経験値を上げられた」 ここからノックアウトステージへ突入

(石田達也)

FIFA U-20女子ワールドカップコスタリカ2022のグループステージで3戦全勝、決勝トーナメント進出を決めたU-20女子日本代表の池田太監督がきょう19日(金)、オンライン会見に応じた。

池田監督は、グループステージ3試合での収穫について「国際経験が少ない中、色々なチームと戦い、リーチの長さやスピード感、球際、1対1の駆け引き、勝ちながら経験値を上げられたのは収穫」と話すと、課題については「フィニッシュの精度、球際の強さをもっと引き上げなければいけない」と続けた。

初戦のオランダ戦は1−0、2戦目のガーナ戦は2−0と、ラクな試合はなかった。ヒリヒリする緊張感を伴う競った試合を経験したことで「選手がこの3試合を終えて自信を得たことは大きい。この経験は糧になると思う」と池田監督。そして、アメリカ戦後には「タフなグループで3勝したことに自信をもってノックアウトステージに向かっていこう」と選手に声を掛けたと明かした。

この年代を指導する中では「一つ1つのプレーができたことに自信を持たせる声掛けをし、積み上げたことが通用しているのか、積み上げたコンセプトが通用しているのか、そして日本チームの一体感を話すことが多い」と言う。

大きな体格の相手を交わす力や反転能力、俊敏性など相手よりも上回っている部分を体感できていることはプラス材料だ。

池田監督は「試合中での対応力は、このチームのストロングポイントの1つであり、アグレッシブなところを表現することで、関わりの合いのある攻撃も増えてきている。守備面では統率を取って組織的に守れている」と話す。

なお、準々決勝は22日(月)に行われ、U-20フランス女子代表と対戦する。

池田監督は「個人の特長がはっきりしている。思っていたより個々の能力で勝負してくる」と印象を口にすると「我々がボールを持って攻撃している時にはリスク管理が大事になる。個で剥がせる選手がいるので、一人ひとりの粘り強さやカバーリングでの連係、攻撃・守備において良い準備ができるかが大事」と続けた。

三菱重工浦和レッズレディースから選出されているGK福田史織、DF石川璃音、FW島田芽依がチームにさらなる活力を与えることに期待したい。・・・・・・


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