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浦和レッズレディースニュース|池田太監督「優勝した前回チームと、ワクワクするモチベーションは共通している」。DF石川璃音「初戦が楽しみ」|レッズプレス!!

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池田太監督「優勝した前回チームと、ワクワクするモチベーションは共通している」。DF石川璃音「初戦が楽しみ」

(石田達也)

8月10日(水)から28日(日)まで行われるFIFA U-20女子ワールドカップコスタリカ2022に挑むU−20日本女子代表は、現在、コスタリカ国内で調整を行っている。

その中、きょう7日(日)、池田太監督と三菱重工浦和レッズレディースのDF石川璃音がオンライン会見に応じた。

まず池田監督は「時差を含めてコンディション調整をし、強度を上げて体に刺激を入れるところも順調。戦術部分も準備ができている。イメージ通りに積み上げられている」と、ここまでを振り返る。

5日(金)にはU-20カナダ女子代表と練習試合(非公開)を行い2−1で勝利。国際試合の経験が少ないからこそ、ゲームの入りを大切にしていたと言う。また本大会前最後の対外試合で好結果を残したことはチームに自信を植え付けるだろう。

池田監督は「雷で試合時間が遅れたが良い入り方をした。自分たちが関わり合う攻撃、ボールを奪う連動性は出た。リーチの長い選手への対応やスピード対応の部分を経験し、それを体感できたことは大きい」と収穫面を話すと、石川は「自陣で回しながらの失点があった。外国の選手に簡単に取られたらシュートまでもっていかれてしまう。相手は体格がよくストライドが大きい。(ボールを)取れていた部分、取れなかった部分もあった。連動して人数をかけて奪うことを改善したい」と修正点を口にした。

海外選手の方がフィジカルに強い部分もあるが「インターセプトや球際で負けない強さを試したい。絶対に負けたくない」(石川)と意気込む。

1つ気がかりなことは、3日(水)と5日(金)に選手とスタッフ(計4名)が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたという発表があったことだ。濃厚接触者はいないとしたものの、これ以上、感染が広がらないことを願うばかりだ。池田監督は「最小限に抑えなければいけない。24時間前の差し替えのレギュレーションはあるので、回復やバランスを見て考え対応していきたい」。

2018年大会では池田監督のもと世界一という称号を手にしたが、前回チームとの共通点を聞かれると池田監督は「ワールドカップを楽しみに、ワクワクしているモチベーションは共通している。移動等の回復力、パワーを感じる」と柔和な笑顔で答えた。

12日(金)にグループステージの初戦となるU-20オランダ女子代表戦を迎える。池田監督は「オランダ戦に向けて、チームのベース、対策をミーティングし、ピッチで確認していく。初戦が大事なのは選手たちも共有しているところ」と初戦の大切さを言及し、限りある時間を有効に使っていく構えだ。

また、石川は「カナダとの練習試合では、どんどんチャレンジしていこうと話していた。チームのみんなは初戦が楽しみだと言っている。国と国の戦いなので絶対に勝ちたい」と大舞台を心待ちにする。

目指すは優勝のみ。ヤングなでしこが世界の舞台に挑戦する。


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