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浦和レッズレディースニュース|国際親善試合・なでしこジャパン、セルビア女子代表に5-0で快勝。猶本光、途中出場2分後に貴重な追加点|レッズプレス!!

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国際親善試合・なでしこジャパン、セルビア女子代表に5-0で快勝。猶本光、途中出場2分後に貴重な追加点

(佐藤亮太)

ヨーロッパ遠征中のなでしこジャパンが、セルビア女子代表と国際親善試合を行った。

《スタメン》
GK山下杏也加    
DF清水梨紗・南萌華・熊谷紗希・宮川麻都    
MF長野風花・長谷川唯・杉田妃和・林穂之香    
FW田中美南・植木理子

28分、DF清水梨紗のフィードをFW植木理子が頭で合わせて先制。1−0で折り返した。

後半はゴールラッシュ。62分、MF杉田妃和がペナルティエリア右にスルーパスを通し、これを受けたMF宮澤ひなたが入れたクロスに替わったばかりのMF猶本光が頭で合わせて貴重なチーム2点目をゲットした。

76分、MF長野風花のスルーパスに反応したMF宮澤がドリブルで抜けだして3点目を奪取。

81分には宮澤から長谷川、そしてペナルティエリア内からのパスを受けたFW千葉玲海菜が合わせて4点目。代表デビューで初得点を挙げた。

88分には5点目が入る。猶本が右サイドの長谷川へ。そこからのクロスにFW千葉がニアに詰めたものの、触れず。後方にいたMF成宮唯が押し込んだ。

様々な得点シーンを見せたなでしこジャパンが5ー0で快勝した。

《得点》
28分:植木理子
62分:猶本光
76分:宮澤ひなた
81分:千葉玲海菜
88分:成宮唯


《交代》
60分 MF林→MF猶本光
60分 FW植木→MF宮澤ひなた
78分 DF宮川→DF宝田沙織
78分 FW田中→FW千葉玲海菜
85分 MF長野→DF高橋はな
85分 MF杉田→MF成宮唯


「短い準備期間のなか、選手はしっかり戦ってくれた。良い守備から良い攻撃ができた。いろんな選手が得点してくれた」と池田太監督。

シーズン中の海外組。リーグが終わった国内組とコンディション、テンションがあわないなか、アウェイ、しかも欧州国相手に完封勝利。

90分通して、縦への意識、攻守の切り替え、球際の強さが随所に出ており、戦術の浸透が順調に進んでいることがうかがえる。

快勝の要因は後半、途中出場の選手がキッチリ結果を残したことにある。



60分に投入2分後、MF猶本が2点目を挙げれば、同時投入のMF宮澤は1ゴール1アシストとお見事な活躍。

このMF宮澤に負けじと後半途中からトップ下に入った先発MF長谷川が2アシストとらしさを見せるなど選手の特長を生かした投入と配置が功を奏した。

きょうの5得点を見ると、すべて右サイドからの起点。もう少し左サイドからの攻撃を見たかったが、特に後半、指揮官の指示通り、引いた相手に対して、サイドから崩せたことは収穫となった。

大量得点となったが、守備では無失点。その担保となるのが積極的守備。セルビア女子代表は4本、シュートを打ったが、ヒヤリとするようなものはなく、ほぼ枠外。また、あわやカウンターというシーンになりかけても防ぐことができた。

「前からのプレスをかける。その裏返しで最終ラインのスペースをどのようにケアをするか。
トライしていくところと気を付けなければならないところのバランスはうまくできた。
狙いとしている前線からの連動したプレスはできた」と池田監督。

積極的守備からの積極的攻撃。相手を押し込むサッカーが表現できた。次のフィンランド女子代表戦に弾みがついたはずだ。

なお、途中離脱したGK池田咲紀子の状況について「検査しないとわからないが、次のフィンランド戦にプレーできるかどうか考えた場合、難しい状態だったので」と言及。具体的なケガの箇所、程度は語られなかったものの、軽度のケガであることを願いたい。・・・・・・


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