back

浦和レッズレディースニュース|池田太監督「最後までやり切ってくれた姿はポジティブなもの」。福田史織「背後のスペースを積極的に守る」|レッズプレス!!

top
池田太監督「最後までやり切ってくれた姿はポジティブなもの」。福田史織「背後のスペースを積極的に守る」

6日(月)から14日(火)までJヴィレッジで行われるU-20日本女子代表候補トレーニングキャンプに三菱重工浦和レッズレディースからGK福田史織、FW島田芽依、DF石川璃音、FW西尾葉音の4名が参加中。8月に開催されるFIFA U-20女子ワールドカップコスタリカ2022に向けた強化合宿だ。

9日(木)には聖光学院高校男子サッカー部と45分×2本のトレーニングマッチを行い、1−1の引き分け。

池田太監督は「キャンプでは3試合を予定している。ワールドカップでの連戦を想定して、中2日できょうの試合を設定した。90分間で試合勘を取り戻して欲しかった。ハードワークをして最後までやり切ってくれた姿はポジティブなもの」と総括した。

先月のトレーニングキャンプでは東日本国際大学付属昌平高校と30分×3本のトレーニングマッチを行い、0−5で終えていた。「きょうのトレーニングマッチでは粘り強さが見られた。失点をどう防ぐか、追加点を取ることが次のステップ」と指揮官は評価している。

このトレーニングマッチでフル出場した福田は「まずは無失点を意識した。立ち上がりは相手のプレスに戸惑ったが、慣れてきて先制点を取ることができた。後半、相手に呑まれ失点してしまった。声を掛け引き締めなければいけないと感じた」と反省点を口にした。

U-20ワールドカップではオランダ、ガーナ、アメリカとグループリーグで対戦する。この日のトレーニングマッチではオランダやアメリカがベースとする [4−3−3]の布陣を聖光学院高校にリクエストし、守備のタイミングなどをシミュレーションした。

本大会が2カ月後に迫る中で、福田はゴールキーパーに求められるコンセプトの落とし込みに注力する。

「前から奪いにいくことでラインの設定が高くなる。キーパーが主導し、背後のスペースを積極的に守ることを意識している。リスク管理として、蹴るところ、つなぐところの使い分けをはっきりさせている」と続けた。

ロングフィードの起点になることも忘れてはいない。

「レッズのGK池田咲紀子選手は、練習中でも遠くを見て、隙があれば裏のスペースやFW菅澤優衣香選手の足元に落とせる。自分も少しずつできるようになってきた」と福田。

すでにWEリーグは終了、オフシーズンとなったことでのコンディションの維持が懸念されるが、「三菱重工浦和レッズレディースユースの練習に参加させてもらっていた。土日にユースは試合があるのでフィジカルコーチからメニューをもらって体を動かしている」と明かした。

残り少ないキャンプの中でどこまでチームコンセプトを吸収できるか。

池田監督は、「熟成度については良いシーンを幾つか作れている。手応えもあるし、選手には自信をもって続けて欲しい」と述べた。


・・・・・・

ログイン・会員登録はコチラから
すべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。



レッズレディースTOPへ


(c)REDS PRESS