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浦和レッズレディースニュース|別メニュー調整から復帰して「100%の状態」という 塩越柚歩、強化試合のオーストラリア戦に向けて語る|レッズプレス!!

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別メニュー調整から復帰して「100%の状態」という 塩越柚歩、強化試合のオーストラリア戦に向けて語る

(石田達也)

東京五輪への試金石となるMS&ADカップ2021オーストラリア女子代表戦をあす14日(水)に控え、きょう13日(火)の日本女子代表のオンライン会見にはMF塩越柚歩が登場した。

前回の千葉合宿では、「大きな大会で一人でも欠けてはいけないので焦らず、この大阪合宿で完全に合わせていこうと思った」と大事を取って途中から別メニュー調整。「今は問題ない。100%の状態」(塩越)だと言う。

千葉合宿では男子高校生との練習試合を2試合ほど欠場したが、客観的に外から見ることでの学びもあった。

「気のせいかもしれないが落ち着いてプレーできており、選択肢が増えている」。別メニューが続いた千葉合宿は無駄ではなく成長の糧になっているようだ。

オーストラリア戦は本大会前の貴重な試合となる。自分に何ができて、チームの歯車となれるのか。そして世界との距離感を計る上でも大事な機会だ。

塩越は「大事な経験ができる。自分のプレーがどれだけ通用するのか、周りとの関係性を築き、勝敗にこだわるプラスのチャレンジをしたい」と意気込みを口にした。

以前の会見の中で、塩越は「積極性が足りていない」と話していたが、「五輪メンバーに選ばれ、大会が近づくにつれ『やらなければ』という思いが強い。戦力となりチームを助けたい気持ちが強くなっている」と瞳の奥に強い意志を宿らせていた。

また、高倉麻子監督はあすの試合に向けて「全体的なバランスと、良い攻撃をするために全体的な守備ができるか。ボールを持っていない時の立ち位置、予測を求めてきたのでオフで先手を取ることをチェックしたい。積極的なトライしてもらい、魅力的な攻撃をしたい」と、ここを点検ポイントにするようだ。

五輪本大会は中2日のタイトな日程となるが、交代枠が5人の中で、チームが塩越に求めるものは、“ここぞ”で刺激を与えるジョーカーのような役割になるだろう。

「スタートから出られない場合でも、チームに勢いを与えるプレーを頑張りたい」。

なでしこジャパンのラッキーガールの巻き返しは、ここから始まる。

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