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浦和レッズレディースニュース|南萌華「守備は積み上げられている実感がある。自信を持って挑みたい」|レッズプレス!!

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南萌華「守備は積み上げられている実感がある。自信を持って挑みたい」

(石田達也)



東京五輪に挑む日本女子代表なでしこジャパンは、現在千葉県内でキャンプを行っている。1日(木)のオンライン会見では南萌華が取材に応じた。

6月29日(火)には日本体育大学柏高校男子チームと練習試合(45分×2本)を行い、1−0で勝利を収めた。2本目の14分からピッチに立った南は「前半はベンチから見ていて相手の圧に押され、もう少しロングボールが入っても良かったという印象だった。後半から入って長いボールでFWに起点を作ってもらうことを意識した」と話した。

その中で熊谷紗希とCBコンビを組み、声をかけ合いながら危なげないプレーを披露していたが、「カウンターを受ける場面もあり、(試合終了直後に)2人で話して修正をかけた。次の試合でも同じ場面があったときは意図を合わせていきたい」と南は前を向いた。

また4日(日)にも県内の高校生男子チームとの練習試合も予定されている。「クロスの対応やスピードでは手ごたえもあったので、引き続きチームで取り組み精度を上げ、攻撃でも良い連係を増やし、個人として精度の高いボールを配給して良い攻撃につなげたい」と本大会に向けトライ&エラーを繰り返しいく。この長期キャンプではクロスへの対応、ボール奪取など細部まで突き詰め精度の高いトレーニングに取り組めている。

南は各年代で代表入りするなど能力は高く、2018年のFIFA U―20女子W杯で日本の大会初優勝に貢献。2019年のFIFA女子W杯にも出場し、自身のプレーをアップデートし続ける新世代のリーダーでもある。

南は2年前のW杯での経験を踏まえ、次のように言う。

「U-20が終わってから、コンスタントに代表に呼んでもらいW杯を経験させてもらったことで、トップ選手のプレーを目の前で見て、自分の目指すべきところ、到達しないといけないレベルがハッキリした。あのタイミングでW杯にいかせてもらったことは、これから先、自分が成長するために大切な時間だったと思う」と振り返る。この2年間の上積みについては「守備は積み上げられている実感がある。W杯ではクロスの失点や相手の速さに対応できず失点した。失点が少ないほど勝ちに近づく。(五輪では)守備は積み上げられているので、自信を持って挑みたい」と躍進を誓った。

さらなる飛躍を目指すなでしこジャパン。強い気持ちを奮い立たせ東京五輪に向かう若きディフェンスリーダーが、強豪国を相手にどんなプレーを見せてくれるのか期待をしたい。

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