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浦和レッズレディースニュース|吉報を待つ塩越柚歩。「どちらに結果が転がっても自分自身が成長できることは間違いない」|レッズプレス!!

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吉報を待つ塩越柚歩。「どちらに結果が転がっても自分自身が成長できることは間違いない」

(石田達也)



現在、キャンプ中のサッカー日本女子代表・なでしこジャパンは、きょう15日(火)ビデオ会議システムZOOMを使って塩越柚歩と記者を結びオンライン会見を行った。

ウクライナ女子代表戦(8−0)では右SHで先発し2得点をマーク。メキシコ女子代表との試合(5−1)では、後半13分からピッチに立つとFWとして起点を作った。

塩越は「ウクライナ戦ではスタートから出て2点取れたことはアピールできたと思うが、自分のプレーは中々、出せなかった。メキシコ戦は慣れないポジションだったが、もう少し自分にできたことがあると感じている。満足はしていないが、この合宿で成長はできていると思っている」と振り返った。

昨年10月のなでしこキャンプに初招集されると、以降はなでしこの常連組となり、前記したウクライナ女子代表戦では国際Aマッチデビュー弾を2発打ち込む活躍ぶり。

東京五輪メンバー入りへ前進したといえるが、反省点も口にした。

「代表に呼ばれるようになってから、積極性のところは監督に言われている。試合が終わってから『まだまだ足りない』と言われた。自分から呼び込まないとパスが出てこないし信頼関係も生まれない。基本的部分だが、自分を強く出さないと結果を残せないし、18枠に残っていけないのでもっと出していかなければならない」

高倉麻子監督からの言葉の裏には、期待ゆえの要求の高さもあるのだろう。

遅れてきたヒロインは「チームで結果を残したからこそ呼んでもらえたと思っている。自分に調子が良い感覚はあるが、チームのおかげ。代表には続けて呼んでもらっているが経験では一番下っ端だと思っている」と実績不足を認めつつも「プレーに余裕が出てきた。代表のプレースピードは速く、一杯いっぱいだったが、トラップしてからの余裕ができたことで周りを見る時間が増え、それで幅が広がり自分のプレーが出しやすくなった」と確かな自信を覗かせる。

18日(金)には東京五輪に向けた登録メンバーの発表が行われるが「緊張はするが、今までやってきたことはやりきれたと思う。どっちに結果が転がっても自分が成長できることは間違いないと思う。待つしかないが(合宿の残り)あと1日あるのでアピールしたい」と最後まで強い気持でアピールを続ける構えだ。

ラストサバイバルを勝ち抜き18枠という狭き門に食い込む。すべてを出し切り、あとは人事を尽くし吉報を待つだけである。


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