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浦和レッズレディースニュース|[女子]新体制の浦和レッズレディース。正木裕史新監督が会見を実施|レッズプレス!!

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[女子]新体制の浦和レッズレディース。正木裕史新監督が会見を実施

10月9日(火)18時、浦和レッズレディースは2017シーズンからチームの指揮を執っていた石原孝尚氏との監督契約を解除し、コーチを務めていた正木裕史氏が監督に就任することを発表した。

同日も練習を積んだレディースチームだが、10日(水)夕方に正木新監督が取材に応じ、現在の心境とさらにリーグ戦中断期間明けからの5試合で1勝2敗2分という成績の改善策、今週末に浦和駒場スタジアムで開催されるなでしこリーグ第15節・アルビレックス新潟レディース戦を前に向けた戦いのポイントを聞いた。

今週はトップチームの試合がない週末だ。多くのファン・サポーターが、こういう時こそレディースチームに注目してみようと思っていた矢先の新体制。監督交代に関しては、クラブが明確にその意図を、チームを応援するファン・サポーターに伝える必要がある。監督、コーチングスタッフ、選手は中断期間明け以降、マイナビベガルタ仙台レディース戦で挙げた勝点3以外、思うような成績を収められずにいる状況から脱するために、強い気持ちを持ってホームゲームに臨まなければならない。

正木新監督は今日のミーティングで「『背後を狙っていきましょう』、『背後をとろう』という点に対しては良さが出ていたが、そのあとが大事だと意識をさせた」という。「(練習を通じて)だいぶ良い形が出てきている」と手応えは見せた。「前期が終わって、守備の改善があった中でそこはできたが、逆に攻撃のところが落ちたということがあるので、その攻撃がまた出てくるように、もう1回みんなでやっていこうと話している」と語った。

《正木裕史新監督》

すぐに新潟戦が来るので、もう1回ピッチで躍動してプレーするために、選手の気持ちも含めて、良い準備をすることが大事だと思っている。(監督就任の打診は)昨日クラブから正式に話をもらい、やるしかないという気持ちでやっていこうと思っている。

(公式発表したコメントの中に「責任」という言葉があったが)今年、確実にタイトルを狙っていこうとスタートし、前期(中断期間前)は4位だったが、首位と勝点2差で終わり、後期(中断期間明けから)のスタートから優勝を目指している中で、なかなかベレーザ、INACに勝てなかった。今、こういう状況になっているというところから、そういう風に感じた。

(今やるべきことは?)継続してやっていることをいかに出すかだと思う。今はこういう状況だけれども、選手が前向きに、どのくらいモチベーションを持ってサッカーができるかというところが、ピッチの中で選手がより良い状況でプレーすることに繋がると思うので、メンタル的なアプローチをまず強めにやっていこうと思っている。

今は失点が少ない中で、攻撃では5試合で1点しか取れていないところが、選手を含めて課題だと思っている。攻撃にどうやって人数をかけていくのか、どうやってゴール前のシーンを増やしていくのかというトライをしていく。後期が始まってテクニカルエリアに出ていたが、石原さんと話しながら、ずっとどういう選手を使おうかという話をしていた。

(監督として)テクニカルエリアに出ることがどうこうではなく、選手がとにかく躍動してプレーするためのサポートをすることが大事だなと思う。この前の試合も、その前の試合もそう。熊本、長野と遠いところまで足を運んでくれているサポーターがいるということと、今週はホームで試合ができる。スタジアムで同じエンブレムをつけて応援してくれているということは完全な仲間だし、サポーター。そういう人たちが喜ぶのは勝ち点3をとるところだと思うので、そこに向けて良い準備をして、選手が躍動するようにやっていきたい。

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