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浦和レッズレディースニュース|[女子]U?20日本女子代表、喜びの声、続々到着|レッズプレス!!

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[女子]U?20日本女子代表、喜びの声、続々到着

フランスで開かれたFIFA U−20女子ワールドカップは日本の優勝で幕を閉じ、U−20日本女子代表は、Uー17日本女子代表、なでしこジャパンに続き、3世代目となる世界の頂点に立った。この快挙は世界初。来季に控えるFIFA女子ワールドカップ、2020年の東京オリンピックに弾みをつける最高の結果となった。

会見にはチームメートと共に、浦和レッズレディースから招集された南萌華、高橋はな、そして浦和レッズレディースOGの長野風花が笑顔を見せ、さらにチームを率いた浦和レッズOBの池田太監督が最後まで場を盛り上げ、チームの雰囲気の良さ、結束力の強さを感じた。

また、大会期間中の試合会場には、浦和レッズレディースを応援するフラッグが掲げられていた。日本からの応援、現地での応援、そのすべてが彼女たちの力になったことが、選手のコメントから伺える。
《キャプテン南萌華》
きょうはこのような形で優勝報告の場を設けて頂き、ありがとうございます。このチームでの1年半の集大成として、ワールドカップで優勝することができて、すごく嬉しく思います。このチームは1試合1試合、試合を積み重ねていく中で成長していける、素晴らしいチームでした。この素晴らしいスタッフ、素晴らしいメンバーと、このワールドカップで優勝することができ、本当に幸せでしたし、このチームのキャプテンをやることができ、本当に誇りに思いました。今回の大会を糧にして、今後またさらに成長していけるように頑張りたいです。

(池田太監督の印象は)太さんと出会ったのは、このチームが発足した当時ですが、太さんはその時から『熱男(あつお)』で(笑)、自分が印象に残っているのは試合前のミーティングです。自分たちもモチベーションは上がっているのですが、太さんが誰よりも『熱男(あつお)』で(笑)、このチームに対する想いを毎回試合前に伝えてくれて、これから臨むのだなという気持ちになれたと同時に、この素晴らしい監督を世界一にしたいという気持ちにさせてくれました。素晴らしい監督です。

(苦しかったのは)スペインにグループステージで負けた時。その時には落ち込んだ部分もありましたが、上に行くにはすぐに切り替えが必要だったし、そういう時にはチームに助けられました。

(なでしこジャパンのワールドカップ優勝は)テレビで観ていました。(なでしこジャパンは)遠い場所だと思っていましたが、自分の目標でもありました。あの景色を自分も観たいなと思いました。日本女子サッカーが証明された試合であったし、自分たちもああいうところへ行けるのだなと証明してくれたのが2011年の優勝だったので、目標にできたし、自分も頑張れば、あそこに行けるかもと考えました。ワールドカップで優勝している先輩がいるのは大きいし、成し遂げられるという自信があるのも先輩たちのおかげです。

U−17女子ワールドカップで、自分は優勝を経験しましたが、前回は準優勝。その悔しい想いもしている選手がいた。大会の難しさ、苦しさをわかっている選手が多くて、苦しい時もそういう経験があったから乗り越えられたと思います。今まではみんなに引っ張ってもらって、先輩方から学んできました。そしてU−17W杯の時はサブで、今大会では試合に出られているけれど、試合に出ていない選手の気持ちはU−17の時に経験しているから分かるし、そういう選手への声かけなど、自分たちが出ていない選手の分までやるという気持ちは他の選手よりも強かったと思います。試合前の円陣などで、(試合に)出るメンバーには、「出ていないメンバーもいるからその選手の分まで頑張ろう」と声をかけていました。しっかりと今後、なでしこに食い込み、またこの最高の景色を見たいなと思います。

(なでしこジャパン入りし、再びチームが優勝すれば、1人で完全制覇となる)やりたいです。頑張りたいですね。

(フラッグは)U−17の大会の時も、ユースチームのメンバーとレディースの方々がメッセージをフラッグに書いてくれて、今回はレディースのメンバーとコーチたちがメッセージを書いてくれて、一言一言が心にきたというか。面白かったり、感動的なことが書いてあったり。いろいろな人の応援があって、ここにいられるのだなと感じたし、頑張ることができました、あの旗のおかげでもあります。

《高橋はな》
この素晴らしいチームメート、スタッフには感謝の気持ちでいっぱいです。このチームで過ごした時間は私の宝物です。これから先、私を支えて下さる方々への感謝を忘れずに、もっと上を目指して日々励んでいきたいです。

(ワールドカップでの優勝は)ずっと目指してきたところだったので、優勝した瞬間というのは本当に嬉しくて、嬉しくて。これでサッカー人生が終わるわけではないのに、サッカーをやってきて良かったなと思いました。

(優勝の瞬間は)涙が勝手に出てきて、そのあとはもうずっと笑っていました。

(チームでの役割と代表での役割が違う中で感じたことは)個人的には、この大会だけではなく、このチームメートやスタッフの皆さんにいろいろな面で助けてもらい、浦和レッズレディースでのたくさんのサポートのおかげもあるが、たくさんの方々のおかげで、最高の舞台でプレーすることができ、こういう結果を報告できたのは嬉しかったし、これからに向けて成長していくための課題も見つかったので、本当に良い経験をさせてもらいました。サッカーの技術面で、もっと精度や質を上げないと、今後はフィジカルや気持ちだけではやっていけないと思う。技術に加え、フィジカル、メンタルの部分を兼ね備えて強くなっていきたいと思います。

(フラッグは)ユースの時にサポーターの方が作ってくれて、スタンドに貼ってくれました。(フラッグは)ユースの頃から、浦和レッズレディースの試合に見に来てくれる方が現地で応援してくれて、心強かったです。浦和レッズレディースにも世界を経験した選手がいるし、いろいろな選手たちから良い部分を盗みながらも、今回得た経験を生かし、もっと練習して、他の選手に負けないくらいにレギュラー争いに食い込んでいきたいです。

《長野風花》
まずは世界一という目標を達成することができ、非常に嬉しく思います。大変で辛いこともありましたが、素晴らしいチームメート、スタッフとここまで来られて本当に良かったと思います。これからも頑張ります。応援ありがとうございました。

(池田太監督との思い出は)熱い想いがダイレクトに伝わる監督でした。スペインに負けて、パラグアイ戦のミーティングで、太さんが泣きながら、このチームが大好きだし、まだまだこのチームで戦いという言葉をかけてくれて、その言葉を聞いた時に、これはやるしかないと思いましたし、太さんを世界一の監督にしたいと思いました。
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