レディースが始動。狙うは3冠。今年は得点力を重視
今年の浦和レッズレディースは、打ち勝つサッカーを見せる。
昨シーズンを「どのチームに対してもコンスタントに安定感のある試合ができた」と振り返った石原孝尚監督。その成果がリーグ3位、カップ戦準優勝、皇后杯準決勝進出という成績となった。ただ、その一方、“あと一歩”という課題は否めない。その“一歩”を補うのは何か。それは「得点力」だ。
「大事な試合や、ここぞというところで選手のポテンシャル、攻撃陣を含めたところでうまく発揮できなかった。ただ、いまのチームには良いFWが5人も6人も7人もいる。これまでと違う布陣を使いながら、FWタイプの選手を多く並べながら、圧力をかけ、より得点と取り切るようにしたい」
「勝ちを拾った」昨季から今年は相手を押し切り、勝ち切る「こちらから打って出る」攻撃サッカーを見せたいと石原監督。「目標ですか？3冠に決まっています」とニヤリと笑った。
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昨年の始動は『ハイタッチ』から始まったが、ことしは選手・スタッフ総出の雪かきスタートとなった。時折、冷たい風が吹く氷点下のなか、童心に戻り、キャッキャッとはしゃぐ選手たち。約1時間でようやくランニングとボール回しのできるスペースを作り、全体練習は約1時間で終了した。
雪の始動は浦和レッズレディースとしては初めて。真っ白い雪を白星に見立てる吉兆の始動となった。
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