後藤三知選手退団セレモニー
1月15日（日）、REDSFesta2017が開催されている浦和駒場スタジアムで先日、退団を発表した浦和レッズレディースFW後藤三知選手の退団セレモニーが行われた。
長年、ともに戦った吉良知夏から花束を贈られた後藤は、万感の思いを胸にマイクに向かった。
≪後藤三知≫
私がサッカーを始めた頃、11人メンバーを集めることができるかどうか、分からないことがよくありました。そうした街でサッカーを始めた私にとって、これほどサッカーが身近で、これだけサッカーにあふれるこの街のクラブでプレーできたことはとても幸せでした。レッズを通して、たくさんの方と出会い、たくさんの喜びを知り、苦しみから学び、多くのことを経験させてもらった。浦和レッズレディースは私にとって、全身全霊を注ぐことができたかけがえのない存在。これからも浦和レッズ、浦和レッズレディースが、強く魅力あるチームとして、愛され続けることを願います。
今後はまた新たな世界を知り、真剣に上を目指しながらもサッカーを心から楽しめる選手でありたい。浦和レッズ、レッズレディースのファミリーである皆さんに感謝します。ありがとうございました。
セレモニーが終わり、スタジアムの四方に、そして、ピッチをあとにする際、深々と礼をした姿は長年、主将としてチームをまとめた後藤らしい‘まじめさ’が伝わるものだった。
なお今後について、後藤はレッズプレス！！の取材に対して、現役を続けることを明言。国内外問わず、移籍先を模索するとした。
（佐藤亮太）
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