石原孝尚コーチが来季監督に就任
12月20日(火)、浦和レッズレディースは、17日(土)に行われた「第38回 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会」準々決勝での敗退を受け、2016シーズンの全日程を終えた。そして今季をもって、2013シーズン途中の9月より監督を務めた吉田靖氏の退任を発表。合わせて今季より同チームコーチとして活動していた石原孝尚コーチの来季監督就任を発表した。
吉田氏は2013年、残留争いの中で苦しむ中、各年代での指導経験を生かしながらチームの指揮を執ってチームを救った。翌年にはレギュラーシリーズ3位、エキサイティングシリーズで優勝を果たした。しかし今季は再び残留争いに陥り、リーグ戦は8位に終わった。
吉田氏は「ファン・サポーターのみなさんには、常に温かく、熱いサポートをいただき、本当にありがとうございました。ここ2年は、なかなかみなさんの期待に応えられない試合が多く、申し訳ない気持ちでした。2014年にチームにとって二度目となるリーグ優勝ができたこと、そして2013年と今シーズン苦しい時期に最後の最後で残留できたのは、みなさんの後押しがあったからだと考えています。私は退任となりますが、レッズレディースが活躍できることを願っています。これからもチームへの温かい後押しを、よろしくお願いいたします」とコメント。
代わって、石原氏として記憶に新しいのはINAC神戸レオネッサの監督を務めていたこと。広報部を通じて「クラブからこうした機会をいただき、感謝しております。チームには、才能あふれる選手たちも多く、彼女たちの力を存分に発揮させ、再び優勝争いができるチームにできるよう、全力で取り組みたいと思います。ファン・サポーターのみなさんの熱い声援を力に変えていきたいと思いますので、ぜひ、今後もレッズレディースへのサポートをよろしくお願いいたします」とコメントした。JFA公認S級ライセンス保持者。（有賀久子）
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