あす1月18日(月)、浦和レッズレディースは2016シーズンの始動を迎える。始動を前に1月17日(日)、選手たちは浦和駒場スタジアムで行われた「REDS FESTA2016」に臨み、多くのサポーターと触れ合った。イベント終了後には、同会場で今季の新加入選手発表記者会見が行われた。
会見には吉田靖監督、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースから移籍加入のMF筏井りさをはじめ、計7名の選手が登壇した。昨季は即戦力としてベガルタ仙台レディースからDF長船加奈を獲得したが、今季はMF筏井りさを獲得。吉田監督は「ジェフとの対戦でいつも彼女にやられていた。浦和に来てくれたらいいなと思っていた。監督としてうれしい限り。得点能力が高く、セットプレーのキッカーとしても能力が高い」と評価した。
また、昨季の特別指定選手でJFAアカデミー福島から加入の北川ひかる。吉田監督はすでに北川を積極的に起用している。「チームの中心となる選手になって欲しい」と期待を寄せた。
《筏井りさ》
浦和レッズとの対戦では個々の能力が高く、ポゼッションしながら、いろいろな形で得点できるチームだと思っていた。もっとサッカーを勉強したいという気持ちで、新しいサッカーに触れるために移籍した。最年長だが、今まで自分が経験したことを1人のサッカー選手として経験したことを出せれば、チームの力になると思うので、まずは自分のことを頑張りたい。
《北川ひかる》
去年以上のプレーができるように精一杯頑張りたい。去年は初めてのなでしこリーグだったが、積極的に攻撃に参加するという面で、得点にはつながらなかったが、前線にかかわることはできたかなと思う。今季は守備の面からもう一度基礎をかため、誰にも抜かれないような選手になりたい。憧れの選手は気迫あるプレーをする槙野智章選手。強い気持ちを見習わなければと思う。プレーでは自分の先輩でもある乗松瑠華選手。お手本となる。
《長嶋洸》
ユース時代にお世話になっていたレッズレディースに戻り、うれしく思う。守備の安定感とキックの精度が持ち味だと思っている。ディフェンスラインからのフィードで、攻撃にリズムを作れるようなプレーを出し、それをサポーターの方に見てもらいたい。熊谷紗希選手に憧れている。私がユース時代にトップチームにいた。間近で1対1の強さを感じた。熱さも、冷静さもある選手。
《遠藤優》
自分の持ち味はスピードがあるので、縦にしかけ、1点でも多く取っていきたい。
《塩越柚歩》
攻守にわたっての運動量が持ち味だと思っている。攻撃でも積極的にゴールに向かう姿勢を見せ、チャンスメイクやシュートを打ち、守備でもチームに貢献できるようにしたいと思う。
《松本真未子》
私の特長は長い手足を使ったクロスボールへの対応やシュートストップだと思っている。なでしこリーグのレベルになると、今までと違うスピード感になると思うので、慣れて、より多くのシュートを止めたい。
《木崎あおい》
中盤でのハードワークが特長だと思っている。中盤でどんどんとプレッシャーをかけ、ボールを奪ってからの攻撃の起点になるようなプレーをしたい。